NEOISM

NEOが己の思想・流儀・価値観や日記を綴るブログ

発想を拡げるという発想

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コロンビアにて、とある開発系政府組織の活動に参加させてもらったときのこと。

その一環で、子供たちが親の帰りを待ちながら滞在する、貧困地域の小さな施設を訪ねた。

 

小学校低学年くらいから中学生くらいまでの子供たちが30人ほどやってきた。

その日の彼らは、親に向けてクリスマスカードを作ることになっていた。

 

与えられたツリーや星の型通りに、子供たちはハサミで紙を切っていく。

そして、白い台紙にそれらを貼り付けていく。

巧拙や色使いの違いはあるが、皆だいたい同じ見た目のものを作っていく。

 

それを見ていて、つまらないなと思った。

もっと発想を拡げて、新しいものを、刺激的なものを作ろうとする子がいなかったからだ。

 

例えば、複数の色でツリーを構成してみる、切り絵スタイルにしてみる、変わった形の装飾を付けてみる、クリスマスと全く関係のないデザインをしてみる。

考えてみれば、誰だってアイディアを出すことができるだろう。

子供なら尚更、もっと柔軟に考えられるはず。

 

この場合、管理は大変になるかもしれないが、裁量を持たせて自由に独創性を発揮させる機会を多く与えた方が子供の創造力が育まれるし、面白いだろう。

 

発想自体を拡げるのは誰にとってもそう難しくない。

「発想を拡げよう」という発想を持ってくることが難しいのだ。

 

その発想を普段の生活で意識して、他の方法を検討してみるということを癖にすれば、もっと面白いことができるはずだ。

 

 

2018.12.13