私はお金持ちになりたい。
選択の自由、時間の有効化、発想の拡張、そして誰かの力になるために。
まず、選択の自由について。
たとえば、今日ふと沖縄に行きたくなったとする。
しかし、当日の航空券を調べてみると、高い。
諦めて、航空券の安い1週間後に回すことにする。
あるいは、1週間後は予定が合わなくて、結局頓挫する。
たとえば、何かしら家電でも食材でも買いたくなったとする。
どちらの商品の方が安いのかをじっくり見比べる。
買い物に時間と労力がかかる。
たとえば、東京から大阪に行く用事が月に2回あるとする。
交通費がもったいないから用事の時期を被せて1回だけで済むようにしたい。
それが難しいとき、大阪に行くこと自体が面倒になる。
しかし、もし充分な資金があれば、
迷わずに当日航空券を購入して沖縄に飛び立てる。
些細な価格の違いを気にせずに良いと思った方を即購入できる。
躊躇いなく大阪に2回行くことを選択できる。
経済的余裕、資産力は、行動力や決断力を強化する。
どちらが安いかなんて細かいことに気を取られずに済む。
そんなことを考えて悩むのは面倒だ。
なるべく自分の意思に沿った自由な選択をしたい。
お金への拘りを良い意味で減らしたい。
次に、時間の有効化について。
「Time is Money」とはよく言われる。
しかしそれ以前に「Time is Life」、「Time is What You Are」。
自分が何に時間を使っているかが、その人をある程度表す。
充分なお金があれば、仕事を外注して手間を減らすことができるし、安いけれど時間のかかる高速バスよりも、速くて快適な新幹線に迷わず乗ることができる。
そしてその分、もっとかけるべきところに時間をかけることができる。
「Time is money」はその人次第だ。
月収5万の人にとっては、1万5千円で2時間半の新幹線に乗るよりも、3千円で9時間の高速バスに乗る方が合理的だ。
しかし、月収100万の人にとっては逆になる
要はどれだけお金を持っているか。
私は、ほぼ全ての局面において「Time is money」と言えるくらいになりたい。
次は、発想の拡張について。
資産力は人の発想を変える。
月収10万なら自炊、20万ならせいぜい松屋しか見えないかもしれない。
でも、40万なら高級レストランという選択肢が余裕になってくる。
200万あれば、コックを雇うことだって視野に入ってくるかもしれない。
選択肢の幅が拡がることは、世界の拡がりを意味する。
新しい景色を見てみたい。
ドブネズミのように這いつくばって見える景色も、高層高級マンションの100階から見える景色も、堪能したい。
振れ幅の大きな人生を送る―。これも一つの旅のカタチ。
最後に、「誰かの力になる」について。
家族が急に病気になってお金が要る―。
親友が何かにチャレンジしようとしていてお金が要る―。
昔お世話になった人に、海外旅行をプレゼントしたい―。
そんなとき、すぐに助けてあげたり、力になってあげたり、惜しみもなくドンと出したりということができるようになりたい。
お金はたくさんなくても生きていける。
でも、お金で出来ることはたくさんあるし、守れる命もたくさんある。
お金は目的達成の非常に強い手段たりえる。
だから、金持ちになる。
2018.09